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目次

はじめに

本サイト初の試みとしてお金のネタを書いてみます。
そのネタは、資産運用としてのネット銀行。
お金を預ける場所を変えるだけで、ほぼノーリスクでお金が増えます

金利とは

皆さんは日々余ったお金を銀行に貯金しているかと思いますが、
「貯金でお金が増えればいいな…」と思う方は少なくないと思います。
実際のところ、銀行にお金を預けると金利と利息によりお金が増えていきます。
もし金利1%の口座に100万円を預けると、1年後には
100×0.01(1%)=1万円
の利息が発生し、預けた額は利息と預金を併せ101万円になります。

金利の現状

しかし2020年末現在、銀行の金利は多くが超低金利になっています。
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行といった主要銀行の金利は
下記のようにとても低いです。
| 定期預金金利(一定期間を決めて資産を預ける) | 普通預金金利(普通にATMでお金を預ける) |
| ———— | ———— |
| 年0.002% | 年0.001% |

一定期間を決めて資産を預ける定期預金でも、100万円を預けても増えるのは
100×0.002(0.002%)=20円だけです。
もはや誤差レベル…
店舗がある銀行の場合、これと金利が同じものが多数となります。 【参考】日本経済新聞の記事

そんな現状で資産を増やすなら、株、債券、暗号資産、不動産などの投資による資産運用が最有力となります。
しかしこれらは投資した資産が減るリスクが通常の預金より存在します。
実はそのリスクを回避して資産を増やす方法があるのです。
それは、ネット銀行にお金を預けることです。

ネット銀行とペイオフ

銀行であれば、銀行が破綻してもペイオフ制度で1000万円+その利息までは預金が戻ってきます。
これはネット銀行でも、店舗がある銀行でも同じ。
なので私は、ネット銀行への預金をノーリスク資産運用と言っています。

ネット銀行と金利

ネット銀行の金利はというと、ネット銀行次第で大きく変わります。
下記ページに掲載されている分だけでも、 銀行により金利は0.001%~0.3% となっております。
【2020最新・金利比較】金利で選ぶネット銀行おすすめランキング 暮らしのぜんぶ
この中で金利が高いものを選び、そしてそこにお金を預けるこよでノーリスク資産運用を実現できます。
特に金利が最低でも0.1%を超えるのは、上記ページの中だと下記の銀行です。

  • あおぞら銀行 BANK支店
  • オリックス銀行(定期預金のみ)

    個人向け日本国債と比べると…

    ネット銀行と同じように比較的低リスクでお金を増やす手段として最近各所で推されているのが、
    個人向け国債です。
    参考:個人向け国債窓口トップページ : 財務省
    現状その金利は0.05%なので、実は銀行を選べばネット銀行の方が金利が高いのです…!

ネット銀行の落とし穴

そんなネット銀行の落とし穴が2つあります。

  1. 金利の条件
    ネット銀行の高金利には条件がつくものがあります。
    この条件を満たすために手間をかける、余計なお金を払うのは本末転倒です。
    条件がないところか、現状の生活で条件をクリアできる銀行を選びましょう。
  2. 手数料
    ネット銀行は実態の店舗や自前のATMを持っていません。
    なので他社やコンビニのATMを使うことになりますがその手数料に注意が必要です。
    これも現状の生活を踏まえて、かかる手数料が低いところを選びましょう。

条件や手数料も、ネット銀行により大きく差がありますので要注意!

まとめ

ネット銀行は金利が高く、ほぼノーリスクでお金を増やせるので
減らせないお金の資産運用として使うことができます。
さらに今回は書きませんでしたが、ネット銀行には

  • 日本全国どこでも利用できる
  • 諸々の手続きが店に行かずにできる
  • ポイント制度のような優待がある

というようなメリットもあります。 貯蓄口座として持つのはいかがでしょうか。

出典(記事中にリンクがあるものを除く)

  • 各銀行公式サイトの金利情報


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